常住の人、無常の世

katakanize2009-09-01

8月29日。知り合いの画家・詩人・音楽家のナベ君こと渡邉知樹君の個展が、恵比寿のギャラリーで催されてるとのことで、ここ数年DM貰いつつも無沙汰な感じが続いていたので、散策がてら行ってみることにした。

自分の憶えているナベ君と言えば、O次郎のプリントされた可愛らしいスウェット(上)に両足突っ込み、サスペンダーで吊ってズボンとして着用するという、孤高の着こなしを体現していたことが印象深い人物だったが、果たしてギャラリーで再会したナベ君は、記憶の中のナベ君像と寸分違わぬ姿でそこにいたのだった。タイムカプセルみたいな男やねアンタ。具体的なイメージが湧いてこない人は、こちらで氏の近影をご覧ください。7年前、僕が初めて会ったナベ君の風体もおおよそこんな具合だった。

個展の内容は、絵画と立体作品(紙粘土)の展示。自分の知ってるナベ君と、知らないナベ君がそこに表れてるって気がした。柔らかさと歪みとその他もろもろ。単純に、今でもこうやって創作し続けて、そこに人が集まって来るってことが、なんか幸福なことだなーと思った。なんていうか、また会いに来ようと思った。


8月30日、かげわたり練習。「とある催し」のための練習としては最終日。yukoさん、元かげわたりのT君らも参加してのセッション。なかなか愉しげに可愛らしくまとまったんじゃあないかと思う。場の不確定要素みたいなものも込みで、本番が楽しみ。レパートリー練習は、最近保留中だった曲のアレンジ再考。自分のパートについて、いろいろともどかしく思う。とにかく引き出しをもっともっと増やしたい。


三十路に入って今更ながら嗜好が変わったのか、最近、甘味料の入った飲み物を体が受け付けない感じで、無糖の炭酸水にハマってたりする。ペリエサンペレグリノとか美味しいんだけど、気軽に買えるような値段でもないんで、もっとバカ安い感じのないかいなと思ってたら、ローソン100にありました、1000ml/105円。

↑このアングルは作為的に過ぎるとしても、ちょっと驚愕の安売りっぷりですわよ、コレ。こんな買い物が出来ちゃうご時世に生きてることを喜ぶべきか、もっとマクロで見て憂うべきなのか。ううーん。味はそこそこって感じでした。