ゆるやかな日日

katakanize2009-04-19

18日、帰省。

私鉄を乗り継いで小一時間。郊外のひっそりとした住宅地の一角に両親の住む家はある。25年暮らして来た官舎を引き払い、今月あたまに引っ越して来たばかりのその家は、リフォームしたばかりということもありなんだか他人の家のようで、若干よそゆきな感じの心境ながらも、真新しい調度品に囲まれてくつろぐ両親の姿は実に幸福そうで、自然と、自分もなにやら満たされた感じの心持ちになる。飼い猫は、新しい環境に適応しきれていないのか、若干緊張気味のようで、物陰に身を潜めてなかなかこちらの射程範囲内に接近してこない。撫で倒し愛で倒したかったのだが叶わず無念。とはいえそこそこ元気だったのでひと安心。

19日、かげわたり練習。の前に、キーボード担当のドイッチュ、ミヒャエルにプレゼント贈呈。graniphのシュールなクマ着ぐるみのTシャツと、ペアのビアーマグ、缶ビールの泡が綺麗に出るらしい陶器製の器具などなど。ひとつひとつ手に取っては、「アリガト〜」「カワイイ〜」やら云うのがなんとも微笑ましく。肝心の練習はちょい消化不良。5月のライブのことなど打ち合わせ、解散後、家常さんとカフェハシゴし、仕事の話など。ちょい大きめな仕事のコンペ。プレッシャーはあるけど、キワキワなところに身を置くようにしとかなければとも思う。引け腰になっとったらイカン。

ウィスット・ポンニミットの『ブランコ』3巻がいつの間にか出てたので買って帰る。メルヒェン&フィロソフィー&アイロニー