ヒサシ

niji

ここ数ヶ月のおもだった出来事を駆け足で説明。部分的にたぶん順不同です。


■3月
かげわたり自主企画イベント『空耳プラネタリウム Vol.2』で、「冬のほとり」という曲の演奏中バックに流すためのVJ(的)映像を制作。
故あって、現在のかげわたりはこの頃とは体制や方向性が変わってしまって、今後のレパートリーにこの曲が復活するかどうかは未定なのだけれど、なんていうかエエ感じの曲なので、再生の暁には映像のほうもエエ感じにリボーンしたものをお目に掛けたい感じ。

あと、五反田団の『偉大なる生活の冒険』を観た。前田さんが突出してエエ感じだったという印象。演技の密度の薄さ加減というか。他の役者さん方が、ケレン味が知らず知らず漏れ出てしまってる感じの人が割り合い多かったので、尚の事心地良くも思え。


■4月
松瀬君の自主制作映画の撮影に参加。というか出演。
まともな段取りに則って演技するのは相変わらず苦手。という辺りも考慮してくれてのことか、振られた役どころはだいぶテキトーで胡散臭い感じのソレだったのだけれど、とはいうもののやっぱり苦手。
俺は放し飼いで光るタイプなんだ、という自己欺瞞

あと、残寒の大塚で花見を強行して感冒に罹患した記憶。


■5月
かげわたり@デザインフェスタ。今回はブース出店も。
以前の体制と現在の体制の端境期のようなタイミングでのライブで、手探りな部分もありつつの演奏だったけれど、伝え聞く感想から判断するにそれなりに好感触だった様子。

たまたまライブを観たドイツ人のお客さんが、ステージ裏まで来て「Gut!」か「Good!」かなんか言ってくれたらしい。ミヒャエルという名のグッドルッキングガイ。日本でサウンドエンジニアの仕事を求職中とのこと。


■6月
以前の職場のツテのツテで、某チャリティー音楽イベントのフライヤーのデザインを請け負う。
本職のほうも繁忙期真っ只中だったこともあって、かなり滑り込み気味の入稿になってしまったのは申し訳ない限り。仲介役を勤めて頂いたFさんは、人当たりの良い、仕事の出来そうな別嬪さんでした。


■7月
故あって、副都心線沿線に転居。
故あって、かげわたりのパーカッション担当に相成る。
故あって、前述のミヒャエル君もかげわたりの練習に参加。
故あって、上野・谷中界隈でとある映像の撮影を行う。
故あって、なんかフットサルに参加してみたりする。
故あって、JAGDA新人賞の展覧会を家常さんと観に行き、タイポグラフィの作品で「イイわぁ」と見惚れるものに遭遇するが、故無くデザイナーさんの名前を失念する。うーん。


■8月
ひとつの関係の終焉を見る。詳細は秘す。

知人のY君と呑んだり、その翌週にはK君と呑んだり。Y君は引っ越し祝いに何故か諸葛亮のフィギュアをくれた。K君には最寄り駅まで送る道すがら隠し撮りをされたりする。
それぞれがそれぞれの懊悩を抱えて日々を過ごしているのだと思うけど、何くれなく交わす言葉の中にふと熱のこもる瞬間というのがあって、そうしたものに触れたくて、俺は誰かとあてどもない会話をしたくなるのかもなあと思ったりした。


そんなこんなで気がつけば9月。空も心も晴れよと思うばかりの晩夏の宵。